スノボーツアーはスキーツアーに比べると人気があります。人気の理由は、かっこいいからです。ウィンタースポーツをするのは主に大学生や専門学校生、つまり18歳から22歳ぐらいまでです。それ以上になると、会社が忙しかったり家庭を持ったりしてスキーやスノボから離れてしまうのです。

若者の視点から見れば、スノボの方が格好が様になっているのです。このように考えるとスノボーのツアーが盛んに組まれるのも納得です。ところが、スキー人口だけでなく、スノボ人口は伸び悩んでいます。その理由はいったい何でしょうか。

その理由を知るには、若者の懐事情を考えると分かります。すでにスノボーツアーはさまざまなタイプが出ており、価格もかなり安くなっていますので、もはやこれ以上安くするのは無謀になります。企業側もそれはしませんし、なんと言っても安いツアーは怪しく感じてしまいます。バスの事故なども近年何件も起こっていますが、安かろう悪かろうという言葉が人々の感覚の中にあり、これ以上安いのは逆に人々が避けてしまうので、意味がありません。

そこから突破口を開くならば、スノボーにとらわれずウィンタースポーツを提供する方向に変えていってもいいかもしれません。実際にアメリカでは、ウィンタースポーツ全般が人気で、スキーやスノボ以外にも雪山トラッキングなどを行う人口が増えているのです。このような流れを見ると、日本でもトレッキングなどを取り入れた企画があってもいいのではないでしょうか

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