スノボーツアーにもいろいろと種類がありますが、いちばん手軽であるのは、日帰りなどの日程で、早朝、あるいは前夜に大型のバスに乗ってゲレンデに向かうというものです。このようなスタイルであれば、同じスノボーツアーとはいっても、宿泊がいらない分だけ料金も安いものですし、仕事などの予定が詰まっていて時間がなかなか空かないというときでも多少の融通は利くものです。バスを用いて移動するスノボーツアーの場合、ある程度の大きさの装備品をバスの集合場所まで運ばなければなりませんし、バスの車中でも、こうした装備品を収納しておかなければならず、わずらわしい部分もないわけではありません。こうした装備品については、スノボーツアーの場合、最低でもボード本体やブーツ、ウエア、ゴーグルなどが挙げられますので、専用のボードケースなどをあらかじめ購入しておいて、持ち運びができるだけしやすいようにしておくのが望ましいといえます。
また、装備品をボードケースに入れる上でもコツがあるため、当日にあわててケースに詰めるというのではなく、何日か前に準備をしておいたほうがよいといえます。また、スノボーツアーの車内は急ブレーキなどで揺れることもあるため、場合によってボードに傷がついてしまったり、破損してしまったりといったことも考えなければなりません。割れやすい部分をタオルのようなクッションでくるんでおくなどといった、自己防衛をしておくことも必要です。