宿泊を伴うスキー旅行では、宿の選び方も旅行の質を決める重要な要素です。通常の旅行では主に部屋の格やサービスの質、料理などでホテルを決める方が多いと思いますが、スキー旅行においては、もう1つ「スキー場までのアクセス」が重要なポイントになってきます。スキー場から宿まで、重い装備を運ばなければいけないからです。スキーの場合、まずウェアを着ている時点で身動きはかなり通常より難しくなります。

また、片足1.8kgほどあるブーツを履いて移動することになるので、これだけでも相当な重さです。その上に、片足2.5kgから3.5kgほどある板とストックをかついでいかなければならないので、歩く距離はなるべく押さえたいのが現実です。また、単純な移動距離だけでなく、坂道がないかどうか、歩くのはきちんと整備されている道か、なども考慮すべきポイントです。特に子どもや女性にとって、一式の装備を単独で運ぶのはかなりの負担になりますので、同行するメンバーのことも考えて宿を選ぶ必要があるでしょう。

もちろん、ゲレンデから離れた立地にあるホテルでは送迎のサービスがあるところも多くあります。しかし、ホテルから駐車場までが意外と長かったり、送迎の時間が予め決まっていて融通が利かなかったりと、各ホテルそれぞれの長短があります。事前に調べたり、分からなければ「ゲレンデまではどのくらい歩きますか?」「送迎バスの駐車場まではどのくらいかかりますか?」などと電話で尋ねてみるのもよいかもしれません。良心的な宿では、「成人男性が晴天時に一式をかついで歩いて、だいたい10分くらいで一番近いリフトに着きます」などと教えてくれます。

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